ルート2 Port St-sauveurから地下鉄Ramonville駅(B線の終点)まで 約5km
今、フランスは、コロナウイルスの感染の激増を防ぐため、外出禁止令が出ていて、ミディ運河沿いを歩くことができないので、過去に撮った写真を探して、ブログを書くことにしました。早くまた、自由に外を歩けるようになる日がくることを願っています。
前回終了したPort st-sauveurからの出発。地下鉄で行く場合は、B線のFrançois Verdier駅が最寄駅。そこから徒歩で7、8分。
さあ出発❗️
Port St-Sauveurには、ボートがたくさん停泊しています。その後も、ボートが横付けになっている遊歩道を歩いて行くと、右側に、昔、船を修理していた港のようになっているところが垣間見られますが、通常は立ち入り禁止。そこでのイベントの話を少し。
ミディ運河沿いには、プラタナスの木が植えられているのですが、この木が病気になっていて、現在少しずつ伐採中。そこに新しい木を植えなければいけなくて、今度は、何種類かの木を植えているようです。多くの木を植林するには費用もかかるので、その費用を捻出するためのイベントとして、2018年から5月のある週末に、有名シェフが作るお惣菜が食べられるランチパーティー行われています。写真で見ると奥の方に建物が見えますが、場所はその辺りです。
その後、徐々に街から離れていくと、お散歩🚶♂️やジョギング🏃♂️している人の数も少なくなってきます。しばらく行くと、トゥールーズの環状線の上をミディ運河が通っている場所があって、その後、航空関係の学校などがある地域に入っていきます。
いくつか小さめの橋がありますが、そのうち右岸に大きなパーキング🅿️に続く道があり、そこが、地下鉄終点Ramonvilleのパーキングです。終点❗️
そこまで、普通に歩いて1時間くらい。このルートは、トゥールーズ市内から簡単に行けるし、帰りも地下鉄で帰れるし、気軽なルートです。短すぎる人は、折り返してもいいし。
注!もしも、車が頻繁に行き交う大きな橋まで行ってしまったら、それは行き過ぎです。
出発地点は、Ponts Jumeaux。 ルート1
ミディ運河が始まっているのは、 Ponts Jumeaux(訳すと双子橋)という橋がある、港のようになっている場所。下の地図の①あたり。
ここが出発地点です。バスで行くならL1のSept Deniers-Salvador Dali行きで Ponts Jumeaux というバス停で降りると便利。
今日は、そこから地図の④にあるPort St-Sauveurまで歩く予定。5,3kmだから1時間ほど。軽い散歩です。
正直言って、今日歩くところは、車道に沿っていて、私自身、あまり好きなところではない。もっと先に行くと、もっと自然が感じられるようになるけれど、まあ街の中心部を通っているから仕方ないですね。
この後、トゥールーズ名産のすみれの砂糖漬けなど、すみれのお土産を売っている船があるが、日曜日は、閉まっている。
さらに歩いて行くと、日曜日だけのSt Aubin市場が右側に見えてくる。この市場は、食料品以外のものも売っていて、なかなか楽しい。
そして更に歩いて行くと、今日の目的地であるPort St-Sauveurに到着❗️
ミディ運河沿いを歩く
はじめまして。
トゥールーズ近郊に住んでいる日本人女性です。在仏の期間も気がついてみたら、25年以上にもなり、自分でもビックリするほどです。
元々、ストレス解消のために、近所の散歩道を歩くようになって、歩くことの楽しさを感じ始めました。歩くのは、身体の健康のためだけではなく、精神の健康にも良いことにも気付きました。また、何か決断できなくて迷っているときなど、1時間ほどの散歩に出かけると、家に帰って来る頃には、気持ちが決まっていることもあります。
あるとき、ミディ運河沿いを散歩しよう!と思いついて、散歩してみたら、景色がきれいで、とっても気に入ってしまい、いつかは地中海まで行ってみたい!と思うようになりました。
このミディ運河というのは、17世紀、ルイ14世の頃に作られた運河で、南西フランスの都市トゥールーズから地中海の街セットまで約240km続いている運河なのです。ユネスコの世界遺産にも登録されています。
よくうちの近所を一緒に散歩していたフランス人の友人が、「スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を歩いてみない?」と尋ねてきたことがあるのですが、フランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから約800kmというのは、私には、あまりにも長過ぎるような気がして、現実的に行けそうなのは、ミディ運河沿いの240kmの方だなと思ったのです。
2,3年前から少しずつ歩き始めてきたものの、まだトゥールーズから約50kmの地点にある、カステルノーダリーという街までしかたどり着けていません。しかも、何の記録も残してなかったので、今度は、きちんと最初から記録を残して行こうと考えて、このブログを始めることにしました。